やっとこ『源氏物語』最終巻の初校と、相変わらず召人との関係も波線でつなげた系図を作って、渡す。
あとは「おわりに」をし上げて、再校を待つのみ。
今回、『源氏物語』は未完ではなく、やはりあれで完結なのだと確信がもてた。
根拠は、来年一月十日に出る『源氏物語』第六巻の「手習」巻、ひかりナビに書いた。
山口崇の「柳生十兵衛」で、失明して、いろんなことがあって、パニックになった少年に、十兵衛が「すべてを忘れて眠るがよい」と、少年の目に手を当てて、寝かせるシーンが、最近、よく目に浮かんでくる。
あと、楳図かずおの「おろち」で、確執ありまくりの継母と継子が、疲れて倒れるように眠っている時に、おろちが、彼らの額に手を当てて、「長年の疲れをとるがいい」みたいな感じのシーンとかも。
(私も言われたい。できれば、おろちでなく、山口十兵衛に)