「ハルメク」六月号に「スキャンダルで読む百人一首」54載ってます。
今回は儀同三司の母こと高階貴子。
漢文の才ゆえに掌侍となり「高内侍」と呼ばれた彼女し、藤原道隆の妻となり定子や伊周、隆家を生みました。
そんな彼女に対する評価は『栄花物語』と『大鏡』とでは正反対……。
『栄花物語』は、彼女が才能あふれる女性だったからこそ優れた子供たちが育ったと褒め、『大鏡』は女だてらに学問が過ぎたから子孫は先細りになったと非難している。
これ、『栄花物語』が女性作者というだけでなく、時代背景もあるでしょう。
と、考え、原稿に書きました。
↓サイトでは原稿はよめません↓