猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

右腕の痛み

五、六年前から右腕というか、ひじが痛くて、荷物は持てても、何かを持ち上げると激痛が走り、引き出しの茶筒も左手や両手で持ち上げなければならぬほどになっている。

三年くらい前、整形外科に行くと「テニス肘」という、パソコンをやる人に多い症状だと診断された。

軽減させるため、サポーターをしたが、かゆくて無理だった。

ノートパソコンなので、それをかさ上げする台を買って目の疲れは格段にましになったが、手の痛みはそのまま

 

 

それで最近、リストレストを買ったら、これがけっこう良いのだ。

腕の痛みが軽減される感じがする。

治ってはいないけれど。↓

 

 

デスクトップ型のパソコンのほうがいいんだろうなぁとは思うものの、とにかくスペースがないからなぁ。

 

 

美術展二連発

土日は連チャンで美術展。

土曜はヒグチユウコ展へ。昔、母が教材に使っていたリチャード・スカーリーの絵本の猫をちょっと思い出しました。もちろんそれよりは不気味で、なんとも惹きつけられました。

 

日曜は酒呑童子絵巻展。

まな板にのせられた脚も、血しぶきも、庭園も、みんな綺麗でした。

なじみのある絵巻で、本でも紹介してたりするので、楽しかったです。↓

 

 

次は、この美術展にも行くつもり。↓ 

芸術新潮 2019年 02 月号

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50万円分の唐揚げの夢

おととい、妙な夢を見た。

夢はいつも妙なんだが、今まで見た夢と明らかにパターンが違う。

なにしろ生まれてはじめて唐揚げの夢を見た。

どこか風俗みたいな店の控え室に私と知らない女がいる。

どうもその女は唐揚げを注文したらしい。

それも大量に注文したらしく、電話で確認させたら、50万円分(あるいは100万円分で自分が払う分が50万だったかも)の唐揚げを注文したというのだ。

「えっ、電話でキャンセルできなかったの!?」みたいに言うと、女は、

「父にどうしても食べさせてあげたくて」という。

が、女は父とかいう人とほとんど会ったことがなく、捨てられたような形なのである。そんな父親に唐揚げを食べさせてやりたいとは……という感動よりは、馬鹿なやつ……という哀れみが、夢の中でもまさっていた。

 

 

しかし私は、もうしょうがない、唐揚げはキャンセルできないだろう。この女と二人で払うとなると、ひとり25万円か(あるいは50万だった気もするが忘れた)……昔、夫とホテルでステーキ食べて、会計時、四万円だったとき(これはリアルな話)、げっこんなんで四万も取られるの!? と思ったものだが、そのステーキよりも高い唐揚げ代を払うことになろうとは……などと嘆かわしい思いになっていると、舞台は生まれ育った白楽かどこかの公園になっていて、その公園に直径3メートル以上、高さ10メートルくらいの馬鹿でかいドラム缶があって、そこには大量の油が入っており、職人が大量の唐揚げを作っていた。

公園だし、油もなんだか汚い感じだし、こんなところで唐揚げか……と思っていたら、目が覚めたのだった。

 

 

調べると唐揚げの夢は吉夢らしいが、油が汚いなどは体調不良の可能性があるとか。

変な夢にびっくりだったが、

そんな夢占いまであることのほうがさらにびっくりだった。

 

買ってね↓

 

女系図でみる驚きの日本史 (新潮新書)

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玉川奈々福さん

きのうは、銀座の観世能楽堂で「奈々福、独演。」みてきました。

浪曲平成狸合戦ぽんぽこ」面白かった。

そしてジブリ鈴木敏夫さんとのトークが凄く良かった。

「語り物」への思い入れ、高畑監督と宮崎監督の違いとか、興味深いことがたくさん。

高畑監督の「かぐや姫」の映画のために鈴木さんが作った「かぐや姫の犯した罪と罰」といったコピーに、監督は怒っていたとか。

当初はそういう話にする予定が、結局、そういうのではなくなってしまって、映画と違ってしまったから。

ほかにも「ぽんぽこ」に出てくる狸は実在の人物がモデルになっていて、権太は宮崎さん、正吉は高畑さんなんだとか。

 

初対面とは思えぬ盛り上がり。対談、もっと長くても良かった。

(奈々福さんはもとちくまの編集者で、『源氏物語』の全訳の時にお世話になりました。それで浪曲を知り、また松之丞なんかも、奈々福さんの浪曲を見に行った時に知ったのでした)

 

 

 

ほとばしる浪花節 玉川奈々福ライブ! [DVD]

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虐待の増加&慶喜の母

虐待がなんで増えてるかって、子は親の所有物ではないという観念や、虐待の意識が高まって通報が増えたからだろう。昔(1960年代~70年代)は小学校の先生が並ばせてビンタとか、家でも外に出されて泣いてる子とか、夕ご飯抜きとか、ふつうにあった。

 

まして、江戸時代なんかの虐待は今から見ればすさまじいものがあって、叩くとか恫喝くらいのことでは虐待とは言えない。

こういうひどかった昔の実態については拙著『本当はひどかった昔の日本』を参照していただくとして……。

 

 

なにも江戸時代に遡らずとも、私の子供時代のドラマなんかでは、帰りの遅い娘を父親が殴るシーンとかふつーにあった。

なので最近の傾向はいいことなんだが、栗原勇一郎レベルになると間違いなく治療の対象だから、とにかく引き離すしかなかった。

栗原も親に虐待されて育ったであろうから、もうそういう価値観になってしまっているのだ。子は親とおんなじ価値観であるべし、親に口答えするな、という価値観に。

 

 

そういう意味で偉かったのは、徳川慶喜の母の吉子だ。

彼女は慶喜が一橋当主時代、父親(斉昭。水戸藩主。当時は藩主は引退していたものの、幕政に関与していた)と言い争いになり、とうとうけんかになった時、

刑部卿(慶喜)の言っていることが理があります。あなたが間違っているのですから、謝ってくださるべきでしょう」

と言った。この一言で斉昭は慶喜の言うことを受け入れたという(岩尾光代「維新をめぐる閨脈の絆」『日本の肖像』第三巻所収)……詳細は、まだ先ですが、「波」で連載中の『女系図でみる日本争乱史』の最終回で書く予定なのでそちらをごらんください……

 

慶喜はいろいろ言われがちだが、この宮家出身の母親とか、関わった女性(直子女王など)を思うと、プラスの感情がわいてくる。

 

 

金持ちyoutuberと昔のバブリーな人たちとの違い

今さらですが、最近、ほんとにテレビをほとんど見ていない。

見ているのはyoutube

ヒカキンのヒューマンビートボックスとか、ほんとに大好きです(今どき? って思われるだろうけど)。↓

www.youtube.com

お子ちゃまと言われようと、ヒカキンはヒューマンビートボックスだけでなく、バカみたいな動画もけっこう見てしまう。

バブリーな感じの動画も多いけど、バブルを体験した私としては、バブルとは全然違うと感じる。

なんでだろう、と思っているころ、やはり有名ユーチューバーのヒカルの動画みたら↓

そり理由が分かりました。

www.youtube.com

これね、笑ってしまった。

そして、深く感じ入りました。

これもバブリーでいて、バブルのころのあの感じとは似て非なるものなんですよね。

何が違うって、これ、もしもバブルのころなら、絶対に車に美女が三人くらい乗ってる画になってますよ。

spa!」とか代理店的な感覚のおっさんが作ってたら。

「手に入らないものはない」の「もの」の中に女を入れちゃったはず。

 

だけどここにはそれがない。

女は「もの」じゃないもんね、という突っ込みが入るのを意識してかしないでか、

どっちにしても、こういう健全さ(私から見れば)があるから、youtube好きなんです。

もちろんイラッとする動画もあるんだろうけど、そういうのは選択して見なければ済むだけの話だから。

テレビだとそうはいかない。

つけたとたんに、見たくもないいらっとする画面や意見を聞かされたりするから、年々見なくなってしまってるんだよね。

 

 

 

 

 

触れたいシバ

寒暖差が半端ないです。

そんな中、老犬(14歳)老猫(18歳)ともに元気に暮らしてます。

決して仲良しというわけではないものの、シバ(犬)はポロに触れてるのが好きで、ポロも感じているのか感じていないのか、なすがままになっています。

 

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本もよろしくお願いします。↓

(売れないと注文きませんからね〜〜)

 

女系図でみる驚きの日本史 (新潮新書)

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小野繁先生

小野先生のこと、これだと2004年にはじめて頭頸部心療科を開設したように受け取れるけど、その前身として1999年、総合口腔診療科を開設してるんですよね。編集方法がよく分からないので、自分のブログに書いておきます。↓

 

 

小野繁とは編集

 

マスク二重がけのススメ

インフル流行が凄い。

わたしは電車乗る時、マスク二重がけして防いでる。

肌に当たるほうはガーゼのマスク(ファンケルのやつ)で、外側は紙のマスク。

冬はあったかいし、いい。

夜寝る時もガーゼのマスクはしてる。

というか、家にいても、食事以外、マスクしてる。

それとゆるい毛糸の帽子もかぶってる。

こうしてると、室温が低くても体感温度が上がっていい。

おすすめです。