猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

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話し相手に適格なペットとは?

 4月の末、ちょうど興味をもって調べていた狂気の作曲家シューマンのにわか知識を、夫相手に披露していた。
シューマンメンデルスゾーンは友達だったんだよ。ワーグナーも同じ時代の人で」
などと言ってると、夫は、
「天才って、不思議と同じ頃にいっぺんに現れるよね」
と言うので、以前もそれについて、「美的」で「光のエールの送りあい」( 秋田恵美)というテーマで書いたことのある私は、
「そうなの。おなじ時代。しかも近い場所。清少納言紫式部赤染衛門和泉式部って、日本を代表する才女だけど、彼女たち、生きた時代が重なっているんだよね。しかも紫式部赤染衛門や、清少納言和泉式部みたいに友達どうしだったりもして。仲がいいとも限らない場合でもお互い意識して触発しあうんだよ。経済学を代表するマルクスエンゲルスだってほぼ同世代だし」
「へー」
「夫婦で有名人なんてのもいるよ」
と私が言いかけると、そばで聞いていたうちの子、
「林屋ぺーとパー子とか?」
と言うんで、夫は、
「いい落ちだな。ナイス突っ込みだ」
と絶賛(まぁ何でも褒める男ではあるのだが)。いや、私はシューマンとクララとか、岡本一平とかの子とかね、そういう感じの夫婦をね……。ああでも、こういう場合はやっぱり林屋ぺーとバー子だよなぁ。あんな話、夫相手に延々続けても仕方ないんだから。
 うちの子はさすが過酷な今を生き抜く子供だけあって空気を読むのがうまい。私もへなへなと力が抜けつつ、やっぱり笑いが止まらなくなった。「ママの中には鬼がいるから」というんで四歳の頃に命名してくれた「まおにま」なんてのも私にはとても思いつかないし、ほんとに私の子なのかしら。学校でも居場所を見つけて楽しんでほしい。ママもどんな仕事でも楽しむ覚悟でいくよ。って、こんな手放しの子供自慢は稿料のないブログだからこそ書けるんでね。



 あと家族調査票に、「あなたとの関係」=「母」である私が「家であなたが一番話す順位」一位というのは分かるが、三位以下に「あなたとの関係」=「ペット」と記入して、猫1、猫2、シバの名が自分の名字とともに記入してあるのには笑った。ペットと話していたのか君は。
 最下位はシバ。「あなたから見たそれぞれの家族の特徴を一言でまとめると?」のところも、私やその他のペットへの評価が短く的確。こっそりコピーして保存したから、大きくなったら見せてあげよう。(大塚ひかり)