いずれにしてもしばらくは父が母を在宅介護することになろうから、
今日はそのために、小規模多機能二箇所に電話。
一箇所Aは父が友達から教えてもらったところで、父が見学に行く約束をしているというから電話してみたのだが、とっても感じが良かったけれど満杯。
もう一箇所Bはあいてた。
そこの担当者によると、ふつうに通所・訪問・ショートステイサービスを受ける場合は、通所が月水金とか固定されるのが、小規模はフレキシブルに週何度でも使える、
その代わり、訪問で掃除したりご飯を作ったりということはやっていないから、そういうのは配食サービスを別に頼むといいと言われた。
また、ケアマネがついてる場合、そのケアマネとの契約をいったん切って、小規模多機能の中にいるケアマネのお世話になると。
私が電話したBのほうは通所サービスが主体だとのことで、入浴なども家に来てやってくれるのではなく、施設に行ってやってもらうのだそうだ。
どっちにしても、小規模多機能が本人に合ってるかどうかは分からないので、ケアマネさんに本人を見てもらって、相談してみるといいと言われた。
父とはおととい大喧嘩して、もう話すのも嫌だとは思ったが、何ごともなかったかのように電話してそのへん(小規模多機能のこと、父の言ってたAはいいが満杯だから順番待ちすることとか)を報告し、また明日予定されている老健周りのことを連絡すると、けろりとした感じで、
「俺の選ぶやつは良いんだよ。俺は勘が良いんだ」
と得意げだったから、私もおだてておいた。また、
「昨日、●●の老健見に行ったが、あそこは嫌だ」
と言うから、
「施設が感じ悪い?」
「施設の感じはいいが、通う道が嫌だ。駅から遠いし、道が歩きにくい」
「そこ、駅からシャトルバス出てるよ……」
といった具合。
一階にママを寝かせられるよう、ピアノの引き取りの見積もりもしてもらったそうだ。
だいたい実家はあまりにも寒くて、土曜なんか、電気ストーブにくっついていたら、まさにその日、通販で買ったばかりの二万円のファーカシミアのセーターが焦げて台無しになったのだ。
「ガスストーブ、なんで使わないの!」
「なんでだったかなぁ。二階にあるんだが」
と言うんで、私が二階から持ってきてセットしたのだった。
電話では、
「ガスストーブはあったかいなぁ。廊下との温度差が心配だが」
なんて言ってたが、あんな寒い家で介護しようというのはねぇ。
有料ホームにしても、まして老健はすぐには入れない。
どっちにしても少しは在宅介護になるわけで、そのためにはいろいろ改善しないといけない。