猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

寿命の縮む日々

2/24(月)、いよいよ歯医者も終わりと思いきや、仮装着した歯が取れずに金槌で叩かれ、先生がまた仮装着、取れずに金槌、出血と、いよいよ歯が折れたと思った。が、取る時、歯茎が傷ついての出血らしい。親不知を抜いた時のような金槌が出てきて、クラウン装着時に、こんなのが出てくるのは初めてで、死ぬかと思った。
そして装着するも、仮付け状態で最低一月は過ごせと。
パニくったら、「じゃ一週間」と言われ、「いいの?」 と不安になり、二週間後に予約。

2/25(火)、次もまた仮付けが取れなくなったら……とか、その時、歯が折れたら……とか、もういよいよ限界なほど恐怖心が高まって……。


2/26(水)、歯科心身症心療内科の小野先生に相談。小野先生曰く、
「このままでもいいんだよ。もう行かなくていいよ。大人は簡単に虫歯にならないし。歯医者はキャンセルして、冷却期間を置いたほうがいいよ。様子を見たいんで、と言って」
とのこと。

帰りは昔ならそのまま寝込むところだが、こういう時こそ、日常生活を送ろう!と、そのまま新宿三丁目に寄り、元気付けのためシビラを見て、小田急ハルク地下のパゴンという店でタートルネック二着購入。ていうか、むしろこれじゃあ非日常だが。
帰宅後、書道。
そのあと、キャンセルし、少しホッとする。
二、三ヶ月は大丈夫らしいし、そもそも診療の時、先生は「一年くらいこの状態でいる人もいる」って言ってたし。
とはいえ、キャンセルのセリフをどう言うかで、また頭を悩ませたり、本当に頭がおかしくなってしまったかと思った。
キャンセルしてホッとしたら、きりきりと心臓が痛み出して、歯では死なないのに、恐怖心とかストレスで死んだしまうかと思って、我ながら可笑しくなってしまった。


2/27(木)、ガスの点検が来るとか、心のリハビリにはちょうどいい程度の軽い刺激。しかしまだ心身は本調子でなく、小野田寛郎の本や脳内麻薬の本やらを読み、今に至る。



2/27発売「週刊新潮」3/6号「掲示板」で『本当はひどかった昔の日本』に絡めて祖母のことを話した私の記事。
また、「芸術新潮」3月号に『本当はひどかった昔の日本』の書評。


本が売れてくれるといい。
そして歯はまるで痛くない。
仮歯の時、とくに痛かったのは、仮歯がしっかりし過ぎてて歯根膜がどうのこうのだろう、と小野先生。時々痛くなってたのもそのせいで、歯は問題ないだろうとのこと。途中で割れたのも高かったのかも、と。たしかに魚の骨で割れたと私は思っていたが、その魚はほとんど骨のないやわらかいものだったのだ。


で、実際、その後、歯はまったく痛くない。
今まで痛くなった時のことを考えても、本二冊同時進行とか、母のこと、父のことなど、ストレスがあった時ばかりで、それも年に三度ていどだったのだ。
昨年末から今年初めは常に浮いてる感じだったが、そのかん、ずーっと何かしら心に不安感はあった。
今は不安感はあっても、歯は痛くないし、気にならないのである。

歯が痛いからといって歯医者に行くのは絶対にやめたほうがいい。
とくに私のように、もともと歯や歯茎が強いと言われているタイプは、歯医者に行けば行くほど、歯が悪くなるだけだし。
場合によっては今回のように、レントゲンでは何ともないし、腫れてもいないのに、
「金属入れてもダメなら抜歯」
とか言われて、それだけで恐怖のどん底に落ちて歯医者に行けなくなってしまいかねないから。


今回の歯医者さんは、とても良心的だが、仮歯を削る時、内頬が挟まる感じがして痛くて、あとで見たら切れてたり、「金属入れても痛ければ抜歯」と宣言されて恐怖のどん底に落ちたり、途中から通うのがとてもつらかった。
不安感が消えるまで行かない方が、歯医者にとっても私にとっても、あらゆる面で良いと痛感する。