猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

プレジデントオンラインで

プレジデントオンラインが『毒親の日本史』を紹介して下さいました。

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本ではリヤ王の次に、下の子二人を殺され自身は上の子に殺された斎藤道三、母に愛された弟を殺した織田信長、実は息子たちの兄弟仲を案じていた毛利元就の話を紹介してます。

『くそじじいとくそばばあの日本史』等でも書いてますが、私、秀吉のことは日本史上でも最も尊敬しているひとりです。

なぜって、秀吉ほど、何のバックグラウンドもなく、ここまで出世した人は日本史上希有だからです。

それに秀吉は、海外に奴隷として売られた日本人を連れ戻すようキリスト教関係者に訴え、国内の「人売買」も広く禁じたんですよ。

 

それまでは人身売買は横行していたんです。

それが1587年、南蛮奴隷貿易をきっかけに秀吉によって本格的に禁止され、江戸時代になると人身売買的な行為は「借金で女を縛りつけ売春させる」遊廓世界に限られることになります。多くは生活のため、親に売られるわけですが……。

そこいらへんについては、この本(第八章)に詳しく書きました↓

 

 (上はKindle版ですが、もちろん紙の文庫版もあります)

 

 

毒親の日本史 (新潮新書)

毒親の日本史 (新潮新書)