猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

『東アジアの死霊結婚』。
「位牌婚」て初めて知った。
知ったからと言って、どうにもならない気もするが。
しかしそんなこと言えば、ほとんどのことが知ったからと言ってどうにもならないという気も…。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091207-00000519-san-soci
老老介護殺人。
「近くに住む長男」も61の高齢…。

認知症のうちの母も来年八十になる父と二人暮らし。
退院後は、いよいよ老老介護となる。
私としては、せめて母が老人介護保健施設に入れればと思っているが、
特養も老健も、身寄りのない独り者が優先で、たとえ八十の老夫婦でも、配偶者がいれば、入所は後回しにされるのが現状。
まして近くに子供がいたり、子供と同居していたりするお年寄りは、入所は絶望的に先送りにされるというから、この事件の老夫婦のケースはそうだったんだろう。
うちは遠いから大変だと思ってたが。



こんな現状を知ると、つくづく今の日本て、結婚しても子供つくっても、
国や自治体が手厚くしてくれることって、あんましないんだな、と思ってしまう。
身寄りのない「お一人様」が入所を優先されるのは仕方ないにしても、子供や配偶者のいる老人だって、いろんな事情があるのだから、もっと施設を増やしてもらいたい。
老健への入所半年待ち、特養に至っては数年待ちがざらで、そのうち死んでしまうことも多い、なんて話を聞くと、子供の保育園時代のことを思い出す。
保育園も母親が在宅勤務だとなかなか入園できなくて、一年待ちとかざら。それでやむなく遠くの保育園や無認可保育園に預けざるを得ない。うちも子供が生後五ヶ月から一年間は、二駅先の保育園に預けていて、その頃はしんどかったっけ……。
子供手当だって、高校生以上はもらえないし、子供がいれば家賃が半額になるというイギリスみたいに、もう少し子供がいるから助かった〜と思える制度がないと……。



「子供のいない者は税金とられるばかり」とかいう意見をアエラでみたけど、そういう独り者は結局、特養にしても老健にしても入所が優遇されるわけだから、税金とられるばかりじゃなくて、税金の恩恵はそれなりに受けているわけだよね。
オリンピック招致とかにつかう余裕があるなら、介護・子育て支援にお金まわすべきだよなぁ。
小中学校は義務教育なんだから、給食費もただにしたっていいんじゃないか。
鳩山ママのいる超高級老人ホーム……http://www.slresidence.jp/
聖路加って……。
犬とか猫は飼えるのかなぁ……。