猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

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今年は、「来年は寅年だから、総力を挙げて凝った年賀状を作るつもり」なんて書いたが、いざ年賀状の季節になったら、母の認知症発症やら入院やら脳出血の再発やらで、12/29の今、年賀状を作るどころか、
年賀状を書く気分になれない。
夫も年末年始に関わりなく仕事だし、
クリスマスだとか年末だとかの実感もなかったから、きっと正月気分もないことを思うと、きた賀状に返事をするのがやっとな気がする。
我が家は、夫ももう何十年も年賀状というものを書いておらず、きたものに対してさえ返事を書いていないのは、よく平気で放置していられるものだと、ある意味、感心する。



日比野裕『伝説・養老サイダーと菊水霊泉』
続日本紀』の養老改元のきっかけとなった多度山の“美泉”の記事をもとに、以前、「美的」の原稿を書いたのだが、その際、この本を図書館にリクエストしていたところ(うちの区民図書館にはなくて、他区からの取り寄せとなった)、今頃になって届いたので、期待もせずに読んだが、これが、一つの家の歴史として読んでも案外面白く、ためになった。
まんなからへんの、養老水の効能を「科学的に」解明してるくさい箇所は、もう少し短くてもいいと思うが。
養老サイダーって、戦前は、「東の三矢、西の養老」って言われるほどだったというが、私は東の人間のせいか、まるで聞いたことがなかった。
日比野克彦って岐阜市出身らしいけど、もしやこの著者と親戚なのだろうか。


そういえば、私って、この手の一般書を最初に読むことって、まずない。
最初に『続日本紀』なり『源氏物語』なり『宇治拾遺物語集』なりの古典があって、そこから多度山の“美泉”って今はどうなってるのか、とか、派生した疑問を解消したり、興味を満たすために、現代の一般書なり研究書なりを読んでいる。
その逆はないな。