猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

maonima2008-10-12

『千年の源氏物語』(朝日新聞社)が。
取材された記事がこういう形で本になって、そこに私もちょこっと出てくるって、送られてくるまで知らなかったから少し驚く。
いや、もしや最初に聞いていたかもだが、頭がすべて全訳のほうにいってるので忘れてたのかもしれない。



大学時代の恩師瀬野精一郎先生から『歴史の残像ーー歴史家の見た戦前・戦中・戦後』(吉川弘文館)。瀬野先生の御母堂「スマコ」の、「お茶の水専攻科制服着用」の写真があまりの美女なので衝撃を受ける。先生はお父さん似? 戦中戦後の歴史学の教育現場とか貴重な証言がたくさん詰まっていそう。「専業主婦と文献史学者」など、そそる小見出しもあって早く読みたい。
香山リカさんから、雨宮処凛との『対論 生き抜くこと』(七つ森書館)。フリーターって言葉が出てきた時から、なんだかなぁと思っていた。しかし娘には「そんな社会を変えろ」という前に「そんな社会で生き抜けるようスキルをつけろ」という教育をしてしまうと思う自分。
まだ両書とも食休みに五分みたていどでこんな感想しか書けないが、早くちゃんと読みたい。



「三校も直させて」と10月に入って、毎日ハイテンションでやって、10日にそれが終わった名残で、その思いをここ(11日)でも書いたり、何人かにメールしたり、半年ぶりのミクシィ日記に書いたり、その他もろもろ、今思うと恥ずかしい。
でも私も明日死ぬかも知れない身だし、いろんな人に思いを伝えることは悪いことじゃない。
その時はマイナスに思えたことも、すべてはプラスに転じている。
とにかく伝えたいことがはっきりしたこと、『源氏』鬱から抜け出たことは幸い。