猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

最近、頂いた本

●三浦祐之先生『風土記の世界』岩波新書
●坂本葵さん『食魔 谷崎潤一郎新潮新書
この二冊は途中まで読みました。


●花房観音さん『愛の宿』文藝春秋
花房観音さんの本はいつも電車に乗る時のお楽しみ。


枡野浩一さん『愛のことはもう仕方ない』サイゾー
「大盛りを頼んだことのない男、まるいケーキを一人で食べた」
「離婚後に気が狂ってた時期がある いま正気かはわからないけど」
などなど、目次にはそそる短歌が……
「これから書く文章は小説だということにしたい」というはじめのほうの一文も興味津々。長旅で読みたいです。


藤井貞和さん『構造主義のかなたへーー『源氏物語』追跡』笠間書院
目次みると、ところどころに『源氏物語』をモチーフにした短編小説が挟み込まれている。

●福田安典氏『医学書のなかの「文学」』笠間書院
サブタイトルは「江戸の医学と文学が作り上げた世界」……ブス論的にも興味深そうな記述もあるようです。


食魔 谷崎潤一郎 (新潮新書)

食魔 谷崎潤一郎 (新潮新書)

風土記の世界 (岩波新書)

風土記の世界 (岩波新書)

愛の宿

愛の宿

愛のことはもう仕方ない

愛のことはもう仕方ない