「ハルメク」四月号に「スキャンダルで読む百人一首」28載ってます。
息子はギャンブル失踪、娘は男に捨てられ……と実際、不運が続きます。
それはともかく、今月号、三歳で両手両足失った故中村久子さんの記事。
読者からの手紙がきっかけというのだが凄く読み応えがあった。
大正五年、見世物小屋に「だるま娘」として初舞台を踏んだとか。
結婚も四度しているんですよね。二度は死別、一度は離婚。四度目に九歳年下の中村敏雄さんと結婚、温厚な夫は久子さんの足となり、全国を講演するのに同伴した、と記事にはあります。
座古愛子やヘレン・ケラーとの出会いの話なども。
知らないことばかりでした。