猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

スキャンダルで読む百人一首28&「だるま娘」

「ハルメク」四月号に「スキャンダルで読む百人一首」28載ってます。

今回は超マイナス思考の歌人源宗于

息子はギャンブル失踪、娘は男に捨てられ……と実際、不運が続きます。

 

それはともかく、今月号、三歳で両手両足失った故中村久子さんの記事。

読者からの手紙がきっかけというのだが凄く読み応えがあった。

大正五年、見世物小屋に「だるま娘」として初舞台を踏んだとか。

結婚も四度しているんですよね。二度は死別、一度は離婚。四度目に九歳年下の中村敏雄さんと結婚、温厚な夫は久子さんの足となり、全国を講演するのに同伴した、と記事にはあります。

座古愛子やヘレン・ケラーとの出会いの話なども。

知らないことばかりでした。

 

 

こころの手足―中村久子自伝

こころの手足―中村久子自伝