猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

しどろもどろで憔悴

maonima2005-04-21

今日はブックレビューの収録だった。
 案の定、しどろもどろで意気憔悴。つくづく私は一発勝負が苦手だなぁ。テレビ向きじゃないのだ。アドリブもきかないし。
 とくに武田徹さんの選んだ『僕の見た「大日本帝国」』のコメントなんて、コメントとして成り立ってすらなかったと思う。思い出すのもイヤだ。著者にも、武田さんにも申し訳ない気がして落ち込む。
 演芸評論家の吉川潮さんの推した『ブスの瞳に恋してる』はすごーく面白かったこともあって、まぁまぁ喋れたが…。
 自分の推薦本の『電波男』も、その良さをうまく伝えられたかどうか分からない。
 ブックレビューは三回目だが、これまでと違って、司会が早く終わらせよう終わらせようとしていて、あっさり終わってしまい、喋り足りなさも残った。いきなりは、私、入っていけないんだよな…。ウオーミングアップっていうか、まぐはひにも前戯が必要なように、収録にももっと時間かけて議論が白熱するのを待ってもらいたいもんだ。
 それにしても吉川潮さんは粋な感じの人だ。1948年生まれとプロフィールにあるからもう57歳なんだけど、おっさん臭さゼロ。話も面白く、ファンになってしまった。

 しばし休み、猫どもにエサを、シバのおしっこの処理をして、明日必着の『愛とまぐはひの古事記』の単行本の初校ゲラをコンビニから送った。
 コンビニの外に柴犬が待っていた。飼い主は、買い物を終えると、良い子で待ってた柴犬になにか爪の先くらいの小さなエサをやっていた。そっか、ああやってエサで釣らないとダメなんだな。
 柴犬の頭って縫い目のような線があって、ぬいぐるみみたい。見た目はね。見た目だけはね。

 写真は、黄昏(たそがれ)る猫ども




KAZUYA『おい、シバ。元気か。顔見に来たぞ。ちゃんとウンコしてるか。散歩中に拾い食いなんかしちゃダメだぞ。大きい犬に会ったら挨拶しろよ。犬の世界は上下関係厳しいからな。脅かされたら飼い主の足の間に避難するんだぞ。あんまり冷たい牛乳飲むなよ。分からないことがあったら、飼い主の目を見て判断仰げよ。ほんじゃ、またな。』
hikario『和ぼっちゃま、ありがとう! ウンコもりもりしてるよ。散歩は三度目のワクチンが終わるまで連れてってもらえないけど、家の中で大暴れして、今ゲージに入れられてしまいました。猫1の奴にも猫パンチやられちゃった…。またちょくちょく様子を見に来てねー(シバより)。