きょうは敬老の日なのか……昔は15日だった気がするが。
数えで言えば還暦の私。
もはや自分が「老」の身であるという……。
にしても、母方祖母が六十のころといえば、ぴんぴんしていたと思う。
祖母は1902年生まれ。私は1961年生まれで、物心ついたころには六十代後半から七十代になっていたと思うが、髪は染めなくても黒々として太く、薬剤師だったから薬局には毎日のように行ってて(八十過ぎても週一で行ってた)、とにかくすたすたと早歩きで、自分でも「元気が取り柄」と言ってるような人だった。
肩こりというものも八十過ぎて初めて知ったとか言ってて、三十代から肩こりがあったという母(私も似たようなもの)は驚いていた。
六十九で脳出血で倒れ、その後七十七で二度目の脳出血をして、翌春、老人ホームに入った母にしても、脳出血で倒れる前は入院といえば、出産の時くらいという元気な人だった。ただ、血管が弱くて静脈瘤ができていたり、脳出血で倒れる一、二年前は痔の手術をしたりしていた。
私も産後、静脈瘤と痔が出て、体質的には母に似ているとは思うが、より虚弱であると思う。
父方祖母にしても八十八ころからぼけが出たというが、九十四まで生きているし、父も九十で健在だ。
そうした人々と比べても、私は老いの来るのが早いというか、そこまで生きられる気がしない。
整形外科で出てたリリカがなくなってしばらく経つせいか、脚の痛みが復活しているし、コロナでみんなと会えないのも地味につらい。
いまの唯一の楽しみは、新刊が出ることくらいだわね。↓