脳動脈瘤備忘録

数年前に小さな右動脈瘤が見つかって以来、年に一回、脳のMRIを受けている。

今回、詳しく話を聞いたところによると、私が出来ているのは、内頸動脈瘤で、リスクは中くらい。

ただし、リスクはできる場所よりも大きさで、私のは今のところ2.1〜2.4ミリ。これが6ミリを越えると手術一択になる。

手術は、開頭してクリッピングする手術と、極細のプラチナの糸をカテーテルで血管に通してコブを毛鞠<けまり>のようにして破裂しないようにする二つの方法がある。

もちろんカテーテルのほうが低侵襲なのだが、血管を傷つけないため極細でふにゃふにゃしているので、患部に届かぬことがある。その時は開頭手術になるのだそうだ。

 

今は二ミリ台だからそんなに心配することはないが、いちどできた動脈瘤は決して消えることはなく、大きくなったり数が増える可能性がある。

これが四ミリ以上になったら年単位ではなく、半年に一度くらい経過を見ていくほうがいいらしい。

 

動脈瘤が破裂する人の9割は高血圧で、私は低血圧である。しかし母は高血圧でないが脳出血になった。これは脳血管に「アミロイド」がたまって、血管が狭まって弱くなって破裂するらしい。まさに母はアミロイドアンギオパチーであった。

低血圧の場合は、破裂のリスクは低いとはいえ、このアミロイド原因の出血の可能性があり、予防はないらしい。

 

せいぜいストレスや寒暖差に注意を払うくらいのようだ。

私は異型狭心症でもあるが、低血圧であることは良いことなのだが、ふつうなら降圧剤で予防するが、私の場合はそれができないので、やはり予防は難しいらしい。

ただ、たとえ病巣があるにしても、低血圧であることは脳にとっても心臓にとっても、良いことではあるらしい。

(ちなみに脳動脈瘤がある人は百人に一人、そのうち破裂する人はそのうちのさらに百人に一人くらいだそうだ)