猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

江戸の誘惑

 「江戸の誘惑」展のチケットをもらっていて、ずっと見に行きたいと思いつつ、暇も無かったのだが、12/10で終わってしまうと知って、急きょ、今日行って来た。
 江戸東京博物館、はじめて行った。折しも昨日、うちの子も学校の社会科見学で行ったところだったので、もしや小中学生が来てるかと思ったが、それはなかった。その代わり、ウイークデーだというのに、中高年客がわんさか。こういう催し物はたいてい女が多いのだが、今回は男客も多い。
 で、肝心の中身だが、私は浮世絵にはほとんど興味がないせいで、あまり楽しめなかった。ただ、見てきたって、それだけ。少なめの絵をじっくり見られれば良かったのだけれど、あんなにたくさん並べられると、もうお腹一杯なうえ、とにかく人が多いので、疲れに行ったという感じ。
 でも、間近でみると、浮き世絵は繊細で線が綺麗だった。私の好きな懐月堂派の絵もたくさん見られたし。しかし、やっぱり伴大納言絵巻のほうが楽しめたのは、ストーリーがあるからというせいもあるのかな。
 どの絵も部屋に飾っておく分にはいいのだけれど、ああいう所に一堂に会されてもなぁ。

 図録は好きなので買ってきた。しかし「江戸の誘惑」ってタイトルが、どうもあんまりいただけない。