猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

母の妄想

maonima2009-10-07

母は脳血管性の認知症ということなのだが、今現在、妄想があることなどからだろう、ジプレキサワイパックスが処方されていると昨日知った。ジプレキサは最小容量の5mgをさらに半分にして投与しているそうだが、認知症患者へ投与して死亡した例もあり、認知症患者への安易な投与は控えるべきなどとネットには書いてあって心配。
そもそもあの症状は、脳出血直後とそっくりなので、脳出血の再発なのではとも家族は思ってて、
父は今日、そのことを主治医に言ってみるといっていたが。
いろいろ心配事が多くて、まいる。
(10/8付記 その後、父が確認したところによると、ジプレキサは一時的なものだし、少量だし、問題ないとのことで、父は納得、ホッとしたそうだ。主治医は割と話しやすい、感じのいい人らしくて、私も少しホッとした)






そういえば笑える母の妄想を……。
昨日、父が、今となっては母の唯一のきょうだいとなった、母の弟と電話で話した際、母の弟が言うには……。
母の弟、つまり叔父が10/2に見舞いに行った際、母が、
「私は英語で五千万稼いだの。でもひかりに三千万とられてしまったの。だけど、ひかりの『源氏物語』が売れに売れてその三千万をすっかり返してくれたのよ」
と言ったとか。
文字通り「妄想」である。可笑しくも悲しい……。
といっても母は長年、英会話の講師をしていた。そして私は『源氏物語』を出している。
けっこう自分の実生活に基づいているわけで、認知症の妄想は統合失調症の典型的な妄想とは違うようだ。→http://ameblo.jp/kyupin/entry-10082186870.html