猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

いいご身分

こんなこというと不謹慎だけど、市橋容疑者って、なんか、文覚上人みたいになれるんじゃないかとか思わせられる。
袈裟御前殺してしまって、発心した文覚上人……。



柿ピーとかチョコとか干し芋食べながら、古典読み返したり、年表作ったり、いろんな準備したりしている時が、いちばん幸せ。我ながらいいご身分だな、と。



しかし、母がぼけたとか言うと、「真面目な人だったから」とか言う人がいるけど、私も実際そう思うこともあるけれど、病気を本人の性格のせいにするのってやな感じ。
たとえば癌になった人の家族に向かって、「あの人、不摂生な人だからね」「ストレスに弱い人だから、なったんじゃない?」とか言われたら、むっとするのでは。
四十こそこそで心臓の手術した人のことを、「え! その若さで。どういう生活してんの」と言ってた奴もいたが、生まれつきだっつーの。遺伝子のなせるわざだっつーの。たまたまだっつーの。
ちなみに母は、六年前の脳出血がもとでぼけたのです。
いわゆる脳血管性認知症というやつ。
高血圧だったのだ。



平安古典とかで、美人を「いかなる前世の善業で、こんな容姿に」って評する表現がある。美醜は前世の善悪業の報いという浄土教的な考えが反映されているの。
でも、さすがにブスを「いかなる前世の罪で」とまでは言わない。まぁ『法華経』には、法華経をそしると、こんなに醜く生まれつくって脅し的表現はわんさかあるけどね。
そういう、因果応報的な考え方がしみついているのかしら。



人の作った美味しいもんが食べたいなぁ。




携帯もってないと言うと驚かれるが、家で仕事してるし、そんなに出かけないんだから、要らないんだよね。