maonima’s diary(大塚ひかりの犬・猫・人・他)

2005年、はてなダイアリーに始まり、今に至る

虹の男

先坊幸子・森野繁夫校注訳の『捜神後記』(白帝社)を読んでたら、78話は、謎の男とセックスした人妻が子を生んで、夫が帰ってきたので男の指示通りに隠して育てていたら、風雨と共に男が来たと思うと、子供を連れて去った。すると再び風雨が起きて真っ暗となり、
「人々は二つの虹がその家から出て行くのを見た」。
異界の女が人間の男と交わって、去って行くという、天人女房型の話は多いけれど、これは男バージョン。神が人間の女と交わる三輪山説話的というか。
気になるのは女が人妻という点。
ロマンティックな人妻不倫の話としても読めよう。



そういえば最近虹を見ていない。
虹を見たくなった。