猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

醒めてみると怖くない夢

怖い夢を見た。
コピー機がでーんと置いてあるアパートに独りでいたら、電話が鳴った。とると、無言。
また電話が鳴ったので、とると、なんて言っているのか分からない。
眠くなったので、そのまま昼寝をすることに。
うとうとしているうち、二度目の電話が、
「ファクス用紙をいただきにあがりたく」
と言っていたのに気がついた。
「最近、ファクス用紙をもらいに行きたいって言って電話してから、住人を襲う犯罪が増えているんだっけ」
と思い出しつつ、玄関の鍵を締め忘れたのに気がついた。
「鍵、しめなくちゃ」とうとうとしながら思っているうち、ドアノブががちゃりと回される音が。


そこで目が覚めた瞬間は物凄く怖かったのに、こうして醒めてからしばらく経って思い出してみると、怖くもなんともない。





あと、又寝の夢はこんな。
なんか私は、夢の中では超モテモテの若い美女に設定されているらしく、
身長180センチ以上の30くらいの、仕事にも女性関係にも野心満々な男が、
私を落とそうとして、あの手この手で、私に近づこうとしている。
その日も、私の住む家(夢の中の私は独身らしく、なぜか独り暮らしのマンション)に、苦心の末、男は入ろうとする。
私は、頭の隅で、「これはまずい展開になった」と思いつつ、拒むことが出来ない。
マンションのドアはなぜか二重になっていて、私の部屋は、最初は窓のたくさんある白っぽい内装だったのに、男と一緒に入ってみると、窓は一つしかなくて、深紅の内装に変わっている。
そして私の頭の上には私の分身がいて、その分身は、部屋に入った男がかつらを外しているのを見逃さなかった。
「あっ、こいつ変装してたんだ。マンションの外の防犯カメラと違う姿になって、もしや、犯罪を犯そうとしているのでは」
と、私の分身は気づき、同時に私も気づいて、
「どうしよう」とおびえているところで、目が覚めた。
って、なんだか、狂人の夢みたいだな。
てか、醒めてみると、我ながらくだらない夢で、苦笑、のち涙……。