猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

嫉妬と階級の『源氏物語』(xで書いたことまとめ)

嫉妬と階級の源氏物語というテーマは2015年あたりから頭にあって、2017年頃から一人で色々書いていた。それが大河のおかげで「新潮」で連載することができ書籍化に当たって加筆訂正・年表作成。改めて源氏は面白いと思った。 嫉妬と階級の『源氏物語』(新潮…

ビフォワー全訳、アフター全訳(xで書いたことまとめ)

ビフォー源氏・アフター源氏というくらい、『源氏物語』は日本文化の画期となったわけだけど、私の中ではビフォー全訳・アフター全訳というくらい、『源氏物語』を全訳したことが画期となった(大それた比較の仕方すみません)。 そのくらい『源氏物語』への理…

嬉しい感想続々。

新著に嬉しい感想が続々と。 初版刷り部数少ないから(新書とかの半分くらい)、 増刷になるといいな〜〜。 これは名著ですよ https://t.co/ACrIJXBwQb — 小谷野敦アンチTRA (@tonton1965) 2023年10月26日 おすすめ本ー『嫉妬と階級の『源氏物語』』(大塚ひか…

続々と紫式部関連本……源氏祭だ、わっしょい!

清少納言は「せいちゃん」、紫式部は「むらちゃん」、「敦道さまのステキなメール」! 川村裕子先生の懇切丁寧かつポップな説明で、王朝文学が一気に身近になります(いまむらちゃんとこだけ読んだ) 平安のステキな!女性作家たち (岩波ジュニア新書 976) 作者:…

『平安のステキな! 女性作家たち』

『平安のステキな!女性作家たち』 ご恵贈いただきました。 嬉しい! これは面白そうです。 平安のステキな!女性作家たち (岩波ジュニア新書 976) 作者:川村 裕子,早川 圭子 岩波書店 Amazon 私も、 10月25日『嫉妬と階級の源氏物語』新潮新書 11月27日『やば…

ゆうゆう11月号

主婦の友社の「ゆうゆう」11月号で、源氏物語のこと語ってます。 「ゆうゆう」初めて見た雑誌ですが、掲載誌みたら、とてもしっかりした作りで、よみでがありました。 ゆうゆう 2023年 11月号 主婦の友社 Amazon 「ハルメク」の「スキャンダルでよむ百人一首…

新刊書影・オビ

来月の新刊の書影出ました。 オビは、トラウマがあるので、神経質になってしまいますね。 もちろんオビっていうのは版元が考えています。 ちなみに私が考えたオビは、 「不幸になるのは自己責任……嫉妬と誹謗中傷の渦巻く階級地獄で、活路を見出した紫式部の…

頂いた本など

「青春と読書」連載時から愛読していた姫野カオルコさんの『顔面放談』、姫野さんの骨格へのこだわりとか、「きれい・好き・うらやむ・なりたい、四種の顔」とか、とっても面白かった記憶。 映画もいっぱい出てきて、映画そんなに見ない私としては、見たいと…

不義理すいません

六月下旬の目の手術、 それ以前からあった膝の悪化と、せっかく安静にして痛みだけは取れていたのに、リハビリに通った整形外科での理学療法士に「ここ痛いですか?」と言われて、ぐいーーと押されて以来の激痛やら、 その合間の夫のコロナ罹患(私は感染せず)…

♪死んだはずだよお富さん

今朝は、てっきり死んだとばかり思い込んでいた人の生存を知り、 思いがけず浮き立つ気持ちになった。 じゃあまたその人に会いたいかというと、そういうんじゃないのだが、若いころの一瞬、時間を共にしたことのある、もう絶対に死んでいると信じて疑わなか…

ひざの激痛

実は8/1から、膝のリハビリしているのですが、行くたびに膝が痛くなって、今は家の中でもサポーターつけなくては歩けなくなってて、寝る時もどんな姿勢をしていても痛くて、大変な状態。 どこもかしこも、どんな姿勢をしていても、右膝を中心として、足腰、…

ハンチバック

ふだんは古典文学と漫画、ドキュメンタリー、必要に応じて研究書ばかりで、小説はよほどのことがなければ読まない(読む気にならない)私が、これはどうしても読みたいと思って注文。 著者が作中でなるほどと思わせる批判を展開している「紙の本」の届くのを待…

眼科

きのう眼科に行ってきた。 経過は順調。 左目の端に三日月的なレンズの端のような影が見えること、うんと暗い所やうんと明るい所では見えないこと、何かに夢中になっていると見えないことなど話したところ、 こういう現象はそう珍しいことではないそうで、 …

目の手術して三週間以上経った。 近くはよく見え、遠くはぼやけるものの、手術前よりは全然まし。 裸眼で見えるものが多い上、なにより急性緑内障の危険がなくなったため、たいていの薬がのめるようになったのが、嬉しい。 しかし、新しい視力に馴れてないせ…

「特選小説」9月号で著者インタビュー

「特選小説」9月号の著者インタビュー受けました。『源氏物語』に見えるBL的要素、平安後期、男同士が性で結びつき、政治を動かしたことなどについて話しています。 斎藤岬さん、ありがとうございます! ヤバいBL日本史 (祥伝社新書) 作者:大塚ひかり 祥伝社 …

スキャンダルで読む百人一首80

7/10売り「ハルメク」8月号に「スキャンダルで読む百人一首」80回目載ってます。今回は崇徳院の母・璋子に仕えていた待賢門院堀川。堀川は西行とも交流があり、西行の私家集やそれに類する『山家集』には複数の贈答歌が残されています。 halmek.co.jp ヤバい…

25年前から言ってることは同じ

断捨離してたら、25年前、1998年の五月号の「鳩よ!」に書いた記事のコピーが出てきた。 なんか、今と言ってることが同じで驚く。 てか、ここに出てくる私の書いた漫画、一体どこにいってしまったのか。 愛のしくみ―平成の平安化 (角川文庫) 作者:大塚 ひかり…

新潮

八月号に、「嫉妬と階級の源氏物語」8回目載ってる。 『源氏物語』がいかに召人(女房として仕えながら主人筋の性的対象ともなる人のこと)にスポットを当てているか、宇治十帖に至って召人の存在感が浮上していく様、召人に込められた作者・紫式部の思いなど…

自己嫌悪

久々に激しい自己嫌悪に陥っている。自分はどうしてこんなに融通がきかないんだろう。理解力に乏しいんだろう。と考えるに、やはり、発達障害のケがあるんだな。そして、思い込みが激しく、思い込んだら修正が難しい。けれどあとで、はたと気づいて、物凄く…

手術終わり 『母という呪縛 娘という牢獄』

目の手術、無事終わり、きのうの経過一週間の診察では、感染症もなく、順調です! 保険の効く単焦点なので、一箇所にしか合わせられず、近く・中間・遠くから、先生お勧めの中間を選びました。 が、ここで私が妙なこだわりを見せ、推奨一メートルなのに、二メ…

芸術新潮七月号

芸術新潮七月号で、藤本由香里さんとBL今昔対談してます。 思えば、この対談あたりから、また右膝が痛くなってきたのでした。 このころ、ほかにも色々無理していたので……。 かなしいけど、仕方ない。 脚のリハビリや治療などは、目の手術を終えて、危険期間…

集英社オンライン

で抜粋記事よめます。 news.yahoo.co.jp ここのところ、右膝がすごく痛くて、参ってます。 三年前の痛みが再来してる。 ただ、三年前の時と違って、寝たきりではないし、内側半月板損傷水平断裂と診断がついているのでましなのと、奥内はサポーター、外は杖…

ワニ

wanibooks-newscrunch.com 取材受けました。 来週に目の手術ひかえたこのごにおよんで、また右膝がすんごく痛くて、歩きづらくなってて、昨日新たな整形外科。 mriいっぱいで、mriの予約して帰宅。 三年前のmriの説明もしてくれて、半月板損傷は水平断裂。 …

新潮ほか

「嫉妬と階級の『源氏物語』」第七回「ふくらんでいく世界」から「し 新潮2023年07月号 新潮社 Amazon ぼんでいく世界」へ 載ってます。 「ハルメク」七月号に、「スキャンダルで読む百人一首」79載ってます。 今月号は、ベニシアさんの記事がとても良かった…

月刊みんぱく六月号

書いてます。

5月27日

5月27日朝10時30分から、10分だけ、cdcラジオの北野誠のズバリサタデーに、 電話出演した。 ジェンダーレスの日本史-古典で知る驚きの性 (中公新書ラクレ 779) 作者:大塚 ひかり 中央公論新社 Amazon ここのところの疲れで、口内炎がひどく、膝痛悪化。 週末…

目の手術

きょう、病院行って、目の手術日を決めてきした。 六月下旬に片目ずつ。 術後一週間は感染症の危険あるので大事をとって安静にして、 視力が落ち着くのは術後一月後というので、 完全に復帰するのは八月になろうと思います。 そもそも、一週間は頭洗えず、一…

芝崎みゆきさんが

13日のイベントのことをブログで書いてくれました。 嬉しい。 miyukishibasaki.blog106.fc2.com ミライの源氏物語 作者:山崎ナオコーラ 淡交社 ヤバいBL日本史 (祥伝社新書) 作者:大塚ひかり 祥伝社 Amazon

せっぱつまりこ等への憎しみ

4/18から始まった誹謗中傷のスクショの整理をしていたのだが、 とにかく、ひどくて、またぞろ吐き気がしている。 まだ発売前のオビを「差別的でない言い方も今はある」と、あたかも差別的であるかのように批判しておきながら、それを引用リプしたら、「大塚…

『ミライの源氏物語』刊行記念トークイベント

5/13、山﨑ナオコーラさんの『ミライの源氏物語』のトークイベントがありました。芝崎みゆきさんが、感想書いて下さいました。ありがとうございます! ご来場くださった方、オンラインご視聴くださった方、ナオコーラさんや関係者の皆様にも御礼申し上げま…