猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

2011-01-01から1年間の記事一覧

芝崎みゆきさん

昨日は、待望の芝崎みゆきさんの講演に行ってきました! 芝崎みゆきさんのことは、もともと娘が発見。 「ママー、この人凄いよ、見てこのボード、本気だよこの人」 古代文明好きな私、マヤ・アステカ文明に関する教育テレビをつけていたのですが、洗い物かな…

男子禁制

昨日は、詩人の伊藤比呂美さんの「男子禁制」という番組の収録。 「百合祭」などの映画を監督した浜野佐知さんと三人で、視聴者から寄せられた「お悩み」に答えるという形で、浜野さんはその経歴とか、著書『女が映画を作るとき』などを読んで、なんだか怖い…

今日も母の見舞い。 今日は結婚記念日で、午前中、父が来ていたと、スタッフの人。母は、先週よりずっと衰えていた。 ここんとこ運動能力の低下が著しい。 しかしぼけているにもかかわらず、話は相変わらず面白かった。間がいいのだ。 母が新しいズボンはい…

昨日は秋に出る雑誌の連載で『源氏物語』の鼎談でした。 「若紫」「末摘花」「紅葉賀」「花宴」、それぞれ、少女、ブス、老女、敵一族の女、との性愛という、濃い巻々。 私は司会進行役を兼ねているのですが、一回目はともかく、二回目の今回、他のお二人の…

花房観音さんがご著書『花祀り』をモチーフに、京都の和菓子屋さん「老松」の女性の和菓子職人の方につくってもらったお菓子だそうです。 写真がうまく撮れませんでしたが、水羊羹の上に透明な寒天の二層仕立てで、その半透明の中に蓮の花と葉が閉じ込められ…

昨日は母の見舞い。

退行現象

5/6付け大阪版朝日新聞夕刊で『平家物語』の祇王の取材に答えてます。 説経節の「をぐり」読み返してるが、リアルとは程遠い話だなぁ。18歳から妻を迎えるものの、背の高いのは深山木の相、背の低いのは人間離れしている、色白女は雪女のようで興ざめだとい…

今日は白金の自然教育園に行って来た。 http://www.ins.kahaku.go.jp/index.php シバがいれば喜びそうな所だけれど、入場制限も厳しく、犬連れなどはご法度な感じの場所だった。 クロワッサン・プレミアムの取材でも答えたけど、五十年生きてきて最大の発見…

狭いスペースでちまちませこせこと

ベランダに小さなキュリネットを張って、キュウリとナスの苗を植え、さらにキュウリの種三粒蒔く。 冬は猫どもで生物暖房しているが、夏はこれで生物冷房できればいいのだが。 去年から今年にかけては、食べ終わった小松菜の根を植えといたら小松菜が育って…

高尾山

今日は高尾山へ。 物凄い人出で、外国人もけっこういた。家にすでにあったような気もしつつ、帰りの電車で読む用に相原悦夫『高尾山薬王院』購入。 山頂まで歩いたので、くたくたになったが、いい気分転換になった。 「こういうくねくね盛り上がった木の根っ…

花見

きょうは歩いて三十秒くらいの書道の先生のお宅でお花見があったんで、出不精な私ですが、行ってきました。 ほんとは二時からだったんだけど、ここのところの睡眠不足がたたって(寝てはいるのですが、頭が疲れているのだろうか、いつも眠い状態)、つい横にな…

言った覚えはないんだが……

ずいぶん前に週刊ポストから電話がかかってきて「夜這いについて聞きたい」といわれ、答えたのが記事になった。4/29号。 「大塚ひかり氏は、『通い婚』に『歌垣』の色合いを加えたのが夜這いだと話す」 とあるけど、そんなこと言ったかなぁ。たしかに、歌垣…

母の見舞い

昨日は母の見舞い。 母が言うには、 「バスで外出した。料金所を通った。山の中に行って、海を見て、レストランで食事した。車椅子は私一人。じーじは行かなかった。こんな車椅子のお婆さんをわざわざ連れて行ってくれるなんて、なんか宗教の人じゃないかし…

パリ編み編みコミュニティ

余震・誘発地震・原発など、予断を許さぬ状態が続いていて、一向に気持ちが落ち着かない。 そんなとき中高時代の親友が参加しているブログ(パリ編み編みコミュニティ日記)がパリ情報ブログのランキングで一位になったという知らせが! http://overseas.blogmu…

あれから一月

きょうの朝日新聞大阪版に古事記に関する私のコメントが載ってるはず。 もしかして山口崇さんと一緒かな。 取材の日がちょうど一月前、3/11で、ほんとは15:00からの取材が、記者が早めに来たんで一緒に地震に遭ったのだった。 まさかこんな大惨事になろうと…

写真は4/4千葉、道の駅枇杷倶楽部にて。

写真は4/4大房岬にて。

電話が嫌い。 メールで済む用件はメールにしてほしいものだと常々思う。 メールのほうが邪魔されないし、ゆっくり読めるし、あとに残るしね。 電話が鳴るとビクッとする人、多いんじゃないか。 そういえば書道二級になってた。 写真は4/4大房岬にて。

『快楽でよみとく古典文学』電子書籍版が出ました。 http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784098250974今日の最後になってまた大きく長く揺れる地震が。 写真は4/4大房岬にて。

今日は連載してる「美的」の原稿送った。 今回は『落窪物語』。写真は4/4大房岬の洞穴近く。

写真は4/4大房岬にて。

今日付「朝日新聞」に『源氏物語』についての私のコメントが。写真は4/4道の駅枇杷倶楽部にて。

館山

4/3,4と千葉の館山に行きました。 写真は4/3マザー牧場にて。

肛門線・『醒睡笑』

シバが排便の際、相変わらず痛がるので夫に獣医に連れて行ってもらったら、犬猫は肛門線から液を出しているのだが、それが溜まって痛かったそうだ。 獣医が掻き出すとすでに液体は灰色の粉になっててたくさん出たという。それでシバは痛がることはなくなった…

花祀り・シバのんこ(便秘は今日ぞ限り)

今日はほかの本を読むつもりが、花房観音さんの『花祀り』(第一回団鬼六大賞受賞作)読み始めたら、ついひきこまれ、つるつる〜っと読んでしまった。 京の和菓子職人の世界という、意外な入り口から、ああやっぱりそうなるんだなというエロの王道が展開してい…

昨日は藤沢へ母の見舞いと実家。 母は三月に79になったのだが、昨日は三月生まれの人のお祝いがホームであったらしく、もらったプレゼントを「その素晴らしさを見てほしいの」ととても嬉しそうに見せてくれた。 いろんなことを用意してくれるホームは本当に…

電力会社がいけない、いや本当にいけないのは国、国が国が、っていうけど、国って結局、自分たちじゃんとか思う今日この頃。 『クロワッサンプレミアム』五月号「ようこそ50代!」に私が出てます。

古事記とか

いま売ってるユーミンが表紙の「クロワッサンプレミアム」五月号、「ようこそ50代!」というページで取材受けてます。 写真はタマと一緒に映ってます。ほとんどタマが主役な感じ。カメラマンの人はわたし一人じゃ絵にならないと思うのか、それとも猫好きが多…

源氏物語とか

たまたま今週は旅行や打ち合わせ、めったにないテレビの収録とか、いつになくいっぱい予定が入ってたのが、地震でみんなキャンセルになった。 それで今日の鼎談も中止になるかと待っていたら、主催者は中止するつもりはないという。 でも私は不安なので「い…

地震

まさかこれほどの大惨事につながる大地震になっているとは思わなかった。 3/11金曜日、ちょうど大阪から来た方に古事記に関する取材を受けていたところだった。 やけに大きな地震と思ったが、なんとかなると思っていたら、その方は阪神淡路大震災を経験した…