猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

2010-01-01から1年間の記事一覧

『万葉集』読み返してる。 2355“うるはしと我が思ふ妹は早も死なぬか生けりとも我に寄るべしと人の言はなくに” とか、平安時代にはないような面白い歌が後半になるにつれ増えてくる。 可愛いあの子なんて早く死んじまえ、生きていたって俺になびくとは誰も言…

小谷野敦さん『日本文化論のインチキ』 「一神教と多神教を対置させて、一神教は暴力的だ、と論じたものなどもあるが、これまた杜撰」などとあって、身につまされるし、 「『昔は良かった」式の論はタチが悪い」というのは大いに共感。 最近では「月刊清流」…

昨日、昼寝で見た夢に、元気な若い頃の母が出てきた。 夢の私も寝てて、夢の中で目を覚ますと、夕飯を母と弟で食べてしまい、私に残してない。 「何で残しといてくれないの私のことなんか少しも考えてない」と怒ろうと台所を見ると、中華鍋の外は鉄なのに中…

猫はいい。

母の見舞い。 私を見てついに「あなたと私はどういう関係?」と。 うちの子の名前は分かってて「●ちゃん〜」と呼びかけていたが、 「勉強できるんだよ」と言うと、 「お兄さんとK子さんの子だから頭いいはずよね」と言う。 お兄さんとは40年前42で死んだ母の…

今月も期待を裏切らない「蝶々の愛され女道」

「美的」に先月号から連載してる「蝶々の愛され女道」が、今月号も面白くて、すっかり蝶々のファンになってしまった。以下「」は引用ね。 二回目はのっけから、 「私は、世界をスナフキンのように周遊しながらモノカキ業をしてるのですが、“愛され美人”は、…

きょうは、二週間前に始めた書道の会の本部の大先生が、先生のところに五人もやって来て、子供を除く大人の生徒八人に教えてくださった。 さすがに皆、キャラが立ってるというか、濃い面々だった。 とくに仮名の名人の先生はいかにも芸術家肌というか、シャ…

http://h-miyoshi.blog.ocn.ne.jp/blog/2010/05/post_1b65.html リフォームの番組とかが好きでよく見るのだが、そうか、リフォーム会社って…と思っていたら、 ドーベルマンがトイプードル噛み殺すのニュース。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100517-0…

昨日、用があって父に電話したら、父はちょうど母の見舞いに行ったという話で、 「ママは格段に元気になってトイレにも車椅子で自分で行って、便器に腰掛け、用を足していた」 と言う。 老人ホームに入って以来、やや運動能力が衰えていて、私が行った一週間…

バームクーヘンは子供の頃から大好き。 出産後はとくに、夜中に突如バームクーヘンが食べたくなって、夫に頼んでコンビニのバームを買いに行ってもらったものだ。 四十代に入ってからはバーム熱は冷め、ハリボー中毒になっていたが、下腹が出始めたのでハリ…

子供が三歳までは母は家にいるべきっていう神話がまだおおやけの場で発言されたりしているってこと、ツイッターで知った。 三歳まで母親が家にいて子につききりの時代なんて、高度成長期以外にはまれでしょ。 幕末明治の外人による日本紀行には、幼い子供が…

母の見舞い。 母はますます足腰が弱っていて、トイレでパンツを上げることもできなくなっていた。 入所時は、ベッドの隣のトイレにはひとりで壁を伝って這うように行けてて、パンツを下げるのはおぼつかなかったが、上げることはできていたのだが、今はとく…

『源氏物語』も終わったし、5/5からとうとう念願の書道を始めました。 歩いてすぐの書道家のお宅で。 庭園といった感じの見事なお庭のお宅です。 初日は、二年前、一緒にやろうと言ってて、でも『源氏物語』があるからと断ってたママ友達(彼女は二年前からす…

(写真は5/3) よくみると笑ってます。しかしシバは力が強い。 時々、ぐいっと勝手な方向に行こうとするので、これが足腰の弱い年寄りだったら、絶対に転倒するな、転倒して入院して寝たきりになってしまうな、と思うことしばしば。

連休は歩ける範囲をシバとうろうろ。 少し離れた近所の公園で。

雨続き、散歩で買った焼き芋を、シバと分け合う、幸せ二つ。(写真は5/3頃)

母の見舞い。 「夜眠れないでいるとき、上でぱたぱた音がして、あら●ちゃん(うちの子)走ってるのかしらって思ったりして、ホッとするのよ」 と言うが、母のいるのは最上階。 もちろんうちの子が施設にいるわけもない。 ホッとするなら何よりだが。

今年になって死んでるみたいな感じだった脳がやっと動き出してきた

気がする。 これも「b」の編集してるaさんのおかげ。

林真理子の『下流の宴』が面白くて一気に読んだ。 まぁ面と向かってあそこまで下品なことを言う人はいまいというようなところはあったけれど、 これぞ小説という感じで読ませた。 それにつけても、六条御息所の本音を、物の怪にして初めて言わせた『源氏物語…

最近、万事につけ、やる気がなかなか起きないので、 心を慰めるため、 とくに仕事というわけでもなく、 武烈天皇絡みの興味で、『史記』の殷本紀を読み返したり、 明治書院から上中下でてる劉向『列女伝』(『古列女伝』)ざっとよんだ。 『列女伝』は巻七の「…

きょう発売の週刊ポストの「日本人とセックス まぐはひの作法」で取材受けました。 http://twitvideo.jp/00sVX 野菜が高くなってるっていうけど、規格外野菜っていうのか、変な形のやつは安い。 きのうもタマネギ十個入りで298円ての買ったけど、全然味は変…

昨日は区民センターで「ブス論で読む源氏物語」というテーマで話した。 話はほんとに苦手で、それこそ源氏千年紀の2008年にはたくさん依頼がきたが、全訳をやってて時間がないこともあってすべて断っていた。 というか、全訳がなくても断っていたろう。 とい…

4/10は山口崇さんの奥様の杵屋巳鶴貴さん主催の長唄杵巳流「貴風会」のおさらい会というのに行ってきた。 崇仲間で、自身、三味線を始めたりへさんhttp://ishidarie.blog118.fc2.com/blog-entry-327.htmlと一緒に。 私が着いた時は、もうすでに最終演目の途…

風邪がなかなか治らず、母のところもご無沙汰で、父にも連絡とってなかったが、 夫がきょう電話したところ、父は元気で、施設の母の部屋にヤマト運輸で荷物を運び込む手配も済ましたそうだ。 意外と父はまだまだ何でもしっかりできるものだと感心。 昨日は週…

『古典化するキャラクター』(相田満・渡辺信和・横田隆志・岡部明日香ほか)を戴いた。古典化するキャラクター (アジア遊学 130)作者: 相田満出版社/メーカー: 勉誠出版発売日: 2010/02/15メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 12回この商品を含むブロ…

WEB日本語、更新

最終回です。 http://www.web-nihongo.com/column/yakusenai/index.html

わけあって岩波の旧約聖書全15冊読んだ。 ふつうの分厚い聖書と違って、解説がいっぱい入ってて、読みやすい。 雅歌とか預言書はとばし読みだが。 まぁとにかく旧約の神は容赦ない。 そして女の性に厳しいと再確認。 エゼキエル書とか、ヤハウェを夫、エルサ…

シバと那須に一泊して帰って来た。 もう寒いのなんの。 昨日なんて雪で、 夫などはジャンパーを忘れたので、芯から冷えた〜と泣きそうだった。 写真を撮る余裕もなく、宿で一、二枚撮っただけで、それもピンぼけ。 宿は去年行ったハロハロ。 那須の宿はほか…

きょうは本の打ち合わせ。 そういえば『源氏物語』の第一巻の三刷りが決まった。 ゆっくりでも売れてくれるのは、ありがたいことだ。 しかしやはり一巻が売れるのだな。 わたし的には、二巻、三巻以降のほうが面白くなってると思うのだが。 あと、今日発売の…

動物化するポポ手ママン

こんなこと、不特定多数人の見るブログに書くことではないかもしれませんが、 実は今朝、子供がトイレを占領していたので、切羽詰まった私は、猫砂で致しました。 なにか、また一皮剥けたというか、進化したというか、ワンステージ上がったような気が致しま…